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古き 良き時代の遺産

地元郷原にある菅谷家は かつて群馬県の県議会議長を務めた『菅谷勘三郎』のお屋敷

通称 『辻館』と呼ばれる名家です 今では住む人もなく廃屋になってしまっている

道路をはさんで玄関前に建っている 小振りの建物は養蚕が盛んな頃に使われた

 

『稚蚕飼育所』卵からふ化したカイコを順調に育てるために加温します

ご覧のように 屋根が大きく張りだし傾いていてはいるものの 危険な感じはしない

上下2段の扉があり 普段は半開きの状態ですが力任せに開いてみました

床に炭を熾(おこ)して 両脇の土管から空気を取り入れ

竹製の蚕座 だったか? スノコ? 当時のものが差してある

上のトビラにも同様のものが

天井はには換気口    トビラには棒型の温度計があるが数字は判読できない

この先 大型の台風や地震により倒れる危険もある 農家が潤った時代の遺産です