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【水磨き】という選択

 

当町坂上地区の三福寺さんに寺族の墓を造りました

『水磨きの古代五輪塔』 を設置 すでにある住職の墓(水磨きの無縫塔)に合わせて水磨きにこだわりました

三福寺1

 

殆どの場合 お墓を作るときには 石を鏡のように磨き上げて使います

写真のように台座の石は磨き上げているので景色が写り込んでいるのが判ります・・・

それに比べて 「五輪塔」 には写り込んでいません

 

石を磨くときには数種類の砥石で磨き上げます  浦野石材では #(粒度)50-200-400-800-1500-3000-5000-仕上げの『バフ』  で光ります

 

三福寺4

今回の五輪塔は重厚感を出すために あえて#800で仕上げた【水磨き】 にしました

 

#800 仕上げですが それより細かい #1500で磨いてから  もう一度#800で磨くことで綺麗な仕上がりになります わずかに景色が写り込む状態です

 

三福寺3

鏡のように光っていないことで  重厚感のある五輪塔に仕上がりました

でも 全ての石材が 『水磨き』 できれいに仕上がる訳ではありません