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昭和30年製造

65年前 昭和30年製作の石塔を再加工 石塔の『上台』を磨き直してみます

白と黒の石目 そしてかなりの汚れ 見えなかった場所 中央部の凹みは手作業の証

この時代の石塔は「簡易な磨き機」で磨いたので光ってはいても 歪んでいます

荒い♯50番砥石で3~4ミリ削りながら 凸凹面を平面に整えます

その後 ♯200 400 800 1500 3000 仕上げの「バフ」で磨くと

工場の壁 天井が映り込む状態に仕上がりました

この石は 福島産浮金石(うきがねいし)貴重な国産高級黒御影石でした

施工前には あまりの白さに違う石では?とも思いましたが「 建立後に出る白スジ」もなく良好な状態です

※ 全ての石がこのように綺麗に生まれ変わるわけではありません 悪しからず!