カテゴリー別アーカイブ: 施工例　墓石

墓地を移転します

森の中にある墓地は傾きも始まっていました　そして灯篭は１本・・　２本一対で作るのがあたり前ですがどのようなデザインにしようか・・？

設置から３０年経った黒石塔は磨き直し（一部クリーニング）　文字の色も塗り直して　新品のように

高さ制限のある町営墓地　規格に合わせて台石の高さを切り詰めました　左の灯篭に対して右はイスを設置　外柵石は高級感のある【アーバングレー】　この霊園ではかなり目立つ墓地になりました

この区画だけは陽が陰るのが早い　後ろは陽が当たっていて より高級な墓地に見える時間帯

・　　　　シャッターチャンス　ヽ(=´▽`=)ﾉ

故人の大好きな帽子を石で再現してみました

自分で加工しました・・　といいたいけれど残念ながら中国頼みです

こういった たぐいの磨きは専用の工具・砥石と  なによりも熟練の磨き職人のなせる業なのです

帽子をかぶった石塔　右下には手書きの 「おもと」 ・・　ありそうでなかったオリジナル墓石です

自転車にばかり乗っているような記事が続きましたが 仕事も頑張っています

『存在感のある石塔にしたい』 のリクエスト・・　 台石を高くして地上納骨室として使用します

地上納骨室の利点は　換気口を付けると 湿気の少ない快適な空間になります

そして 『トビラ付き香炉』 をつけるだけで高級感がぐっと増します

あっけなく逝ってしまった 友人の墓を作りました

『おだやか』 は書家さんにお願いしました   「ひらがな」を使うことで石で作った石塔が柔らかさを纏っているように思えます

【マホガニー】 という石材は気難しい  産地によって全く違う石なのです

茶色味をおびたスウェーデン産マホガニー　

派手な感じのインド産マホガニー　

茶色目の中国産マホガニー　

アメリカ産赤系ダコタマホガニー

そして今回使用の　赤の強い新インドマホガニー　

今回の外柵は 施主とねりあげた波模様　　夕方撮影のため 濃く写りましたが 派手すぎない落ち着いた赤は なかなかの存在感！

『 波紋模様 』 を使用した外柵を作りました

石塔に使う石に波の模様をブラストします・・・　磨いた石に樹脂製のシートを貼付けて彫りたい部分をはがします　　そこに砂を吹き付けて完成です

施主は選んでくれましたが 皆さんからの評価はどうだろうか？　石屋としては多少の不安があったりもします

和型の石塔は多くの場合『加邉家之墓』と彫りますが　洋型の石塔はけっこう悩んだりします

今回は　左上に「百合の花」　右下に「加邉家」　花立に「家紋」　になりました

このデザインの墓地　 まだまだ見る機会は殆どありませんが これがなかなかの存在感です

地区の幹線道路沿いの目立つ場所　外柵を作ってから完成まで時間がかかりました

その間にいろいろな人から声をかけられたそうで お褒めの言葉をいただけました！！

今年もあっという間に折り返し　近年 墓地改修工事の比率がが増えてきましたが新規石塔も建てています　今年製作の石塔をご紹介します

シンプルな外柵に　背が低いながらも存在感のある石塔で

写真以上に目立つ墓地になりました

こちらはブロンズ文字が好評 【グレイス】　男性  女性を問わず人気があります

灯篭と香炉の格子模様にこだわった墓地　石塔は控えめな黒の石材を使用

落ち着きのある墓地になりました

こちらもシンプルながらも　存在感のある外柵石　そして経年変化の少ない石材を使用

建立時の色艶がいつまでも変わらずにいてくれます

どっしりした石塔【要型】を選んでいただきました　台石は重さは１トン

桜御影石  赤御影石を使うことで 暖かみのある墓地になってくれました

渋川市の寺墓地での石塔建て替えの為に撤去工事をしました

建立は昭和２０年代   もう６０年以上前の石塔 そして独特な雰囲気の外柵がオシャレ

寺墓地の通路が狭くて　離れた場所からクレーンを伸ばして石塔を取り外します

まだらな緑系のひび割れしそうな独特な石目　は希に見ることがありますが産地は判りません？

外柵は施主が製作したものでしょうか・・？　この家は左官屋さん　ハンマーで壊れましたが・・・

芯には鉄筋ではなく　なんと 【竹】 が使われていました　ほとんどは空気に触れて（たぶん）

腐っていましたが　柱の部分は施工時の状態で残っていました　ビックリ！

時代の遺産を壊してしまった！・・・の念も　実際には欠けたり ひび割れで使用不能でした

更地に戻してから

基礎工事が終了

新しい石塔になりました　今まで以上に愛される墓地でありますよう (*^o^*)