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カテゴリー別アーカイブ: 施工例 墓石

天空の仕事 その3

本堂隣から施工場所を撮影してみました 右上が本堂の屋根

斉藤昌12

 

 

ようやく完成に近づきました 30年程前に親が造成した墓地に息子が石塔を建てました

親子2代かけてお墓を完成させる・・・ なんか好いですね ( ∩_∩)_* *

斉藤昌13

 

 

この先転落防止のフェンスを取り付けて完成になりますが 撮影はこのタイミングがベスト

灯篭は姫路屋石材 【栃南型】 

斉藤昌14

 

 

東側を望みます 先に見える山は子持山  落葉がさんさんと降り注ぐ季節です

斉藤昌15

 

街並みを見おろす抜群のロケーション でも高いところにあるお墓参りには体力作りが欠かせませんね。   インターロック(株)デザイン墓石 【雲上】

斉藤昌16

 

 

石塔は文字で決まる! 

 

石塔は文字で決まる といった仕事をしました。

施主は子供の頃からずっと書道をしています この字を使いたいと【加藤家】

【石塔はシンプルにしたい】 とのことで 直線基調の石塔にしました。

 

加藤1

圧倒的な存在感です

 

加藤2

開眼参列者の記念撮影 亡くなられたご主人も喜んでくれると思います。

 

 

施工例

【移設】

一世を風靡した 『中国山崎』 の石塔を外柵と共に移設しました。

外柵は寺墓地の規格に合わせて切り磨き 石塔類はしっかりクリーニング 地蔵尊はブラスト加工することで新しく作ったようになります。

山野 進

 

【洋型石塔】

濃緑御影石『M1-H』を使用 外柵の一部にも石塔と同じ石を使うことで雰囲気が違ってきます  入口の柱はイスとして使用します。

竿に彫った文字は施主が書きました 自分の字を彫り込むのって好いですねぇ。

水出和章

1水出和章2

 

【小叩き石塔】

『インド産黒御影石 Y-1』 を小叩きしました・・ と書いても業界人にしか通用しないと思います。

・・・ いかがでしょうか ・・・

富澤力三

この石は小叩きした模様がとてもきれいで 磨いた面とのコントラストが魅力的です。

 

【大きな先祖の石塔と】

立派な先祖さまの石塔の引き続きに黒石塔を建てました。

石積も石塔も苔むした状態でしたが 高圧水洗浄で本来の石目になり生まれ変わったかのようです。

地石を使った間知石積みで台を作れると良かったのですが今では無理 コンクリートの台座で失礼します。

1田中 宏

 

 

 

『ハート型石塔』

・・・・・ 【デザイン石塔】 ・・・・・

 

オリジナルデザインの石塔が完成しました。

施主から 『ハート型』 の石塔にしたいとの依頼をいただきましたが 『ハート型』 の石塔はなかなかお目に掛かることもなくて・・・

 

こんな形が良さそう と施主に写真を見せていただき漠然としたイメージが だんだん形になってきました。

 

ハート1

 

永年 共に過ごした愛犬 『ブル』 も彫り込みたい

 

ハート3

 

新しいデザインに挑戦するのは楽しいけれどもなかなか難しい

 

とても気に入っていただけた とのこと 良かった~ぁ

v( ^‐^)_~

 

 

新しい展示場完成

ひな祭り頃から始めた 『展示場リニューアル大作戦』 がようやく完成

 

持ち出したもの・再利用したもの・持ちこんだもの  1ヶ月に動かした総量は50トン以上になると思います w(゜o゜)w

 

展示場3

 

時節柄 大量に降り注ぐ杉花粉で 特に黒系の石塔は汚れが激しいのですが綺麗にしておかなくては ・・・

 

展示場2

後列左から クンナム Y-1 ボフス Y-7 M1-H緑

前列左から 昇雲 青雲紅 M1-H クンナム

 

定番の黒系 近年人気の緑系 温もりの赤・オレンジ系 落ち着いた灰色系 清々しい白系 それぞれに魅力がありますが

 

ひときわ目をひく 【ハート型のデザイン石塔】 が入荷しました・・・

ハート石塔

 

ハート型を引き立てるために あえて曲面の使用を少なくしました  ~(・o・)~

 

バラの立体彫刻(ファントーニ) が似合います。

 

 

我家の墓地造り

構想は10年も前に始まりましたが今年ようやく実現しました。

 

我家の墓地は2ヶ所 『先祖の眠る墓』 と 『先祖から管理している墓』 これを1ヶ所にまとめます。

浦野石塔1浦野石塔2

 

墓を2ヶ所 3か所管理しているという話は珍しくありません! 4か所ある家もあります。

永年続く家では 「親戚の家が途絶えてしまったり」 「遠いところに引っ越してしまったり」

して管理している または 「買った畑に墓地が付いている」 といった事もあります。

 

先祖が眠る墓には石塔が12本・・・ でも10本は他人の石塔です。

 

移転先の管理している墓には20本程度 浦野石材初代が新潟からこの地にやってきたときに世話になった 『浦野宇平太家』 はこの地から渋川 そして東京に移ったらしい。

浦野石塔5

浦野石塔6

 

 

全ての石塔形状をパソコンに入力して 台座の寸法や配置を決定します この作業に何日もかかります。  パソコン作成の完成イメージ図 です

浦野一雄 確定

 

 

工事は 基礎~台座作り~石塔組立~開眼(魂入れ) といった流れになります。

浦野石塔8

 

 

【浦野石材初代の石塔】 を 6代目が組み立てています 組上げると見えなくなってしまう位置に彫ってある文章が  『天保12年5月(175年前) 新潟県刈羽郡野田村 北原勘六氏の三男に生る 元治年間当地に来る』 とあります。 明治3年の平民苗字許可令で浦野姓に変わったものと思われます。 

浦野石塔10

 

 

新規に作った 【古代五輪塔】はビシャン仕上げ 磨いてピカピカに仕上げる現在の加工法とは一線を画す方法です 先の尖った刃物で叩いて仕上げます 床面に施工する滑り止め加工もこの方法です 叩くと灰色の石もこのように白っぽく仕上がります。

1-0

 

そして ようやく完成!

浦野石塔11

 

 

イメージ図との比較はこんな感じ

浦野一雄 確定

浦野石塔12

 

 

親戚や近隣の皆さんに集まっていただき オヤジの一周忌に合わせて『開眼法要』をして

工事開始から2ヶ月半 新しい墓地になりました。

浦野石塔14

 

 

 

 

吾妻の石塔 浦野石材

今春展示した 『グレイス』 を施工しました。

 

グレイス4-1

 

和型の石塔ばかり10本くらいが建つ墓地に 異彩を放つ洋型石塔が建って どんな反応があるかと気になっていました ・・・

開眼当日 集まった皆さんから 『これは好い』 と 施主から喜びの報告がありました。

 

グレイス3-2

 

大きな樹の下なのでこの先 <濡れ落葉>や<虫のフン>で汚れてしまうかもしれません!

 

 

ブロンズ文字 【グレイス】

春を迎えた展示場にオリジナル石塔 【グレイス】  を据え付けました。

ドイツで製作した ブロンズ製の 【バラ】  【文字】  を使用しています これがなかなか好評で早速受注をいただきました。

グレイス1

 

5種類の書体から好きな文字で作ることができます もちろんローマ字ですが

グレイス2

 

 

 

庵治石使用 『洋型ナバーナⅡ』 建立

『善導寺供養塔』 の隣に 『庵治石の洋型石塔』 を作りました 。

天沼 さかえ鮨2

 

供養塔と同じ区画に作るということは 寺墓地の一番目立つ場所に作ることになるので施主も大いに迷ったことでしょうが 浦野石材イチ押し洋型の 『ナバーナⅡ』 を選んでくれたのはとても嬉しいことでした 。

供養塔完成3

 

どちらも白御影石と緑御影石の組み合わせで一体感を出せたかと思います 。

供養塔完成2

 

 

 

 

 

今年初の墓地 ようやく完成!

2月も下旬になり 梅の花もほころび始め 『三寒四温』といった言葉も聞かれる時期ですが この墓地はまだまだ冬の装いのままです。

丸橋哲0

 

昨年12月より基礎工事を開始 年内に外柵石工事まで済ませました。  暖冬のおかげで早々に完成するかと思われましたが 1月18日・20日に降雪  以来寒い冬になってしまいました。

丸橋哲1

 

この墓地は北向き斜面にあるため 仕事開始以来 全く陽があたることがありません。  2月12日に今年の仕事を再開  周囲は1月の雪がご覧のように30㎝超え!

丸橋哲2

 

そして 今日24日ようやく完成しました このところの暖かさで周りの雪も少なくなりましたが 完全に融けるまでにはもうしばらくかかりそうです。

丸橋哲3

 

見事な大木 【桂 かつら】 に守られた墓地 古い石塔は300年近く経っています  「桂」はその頃からここにあったのでしょうか?

この四方に張り出した 「ちからコブ?」 から真っ直ぐ10メートルほどの太い幹がいっぱい立っていました。

施主もその一部を切りましたが(凄い!)  ほとんどはプロの伐採職人にお任せしました。

丸橋哲4