『吾妻マスターズSki会』 は中高年スキーヤー20人ほどの集まりです。
年に1度のスキーツアーは 「カナダウイスラー」 「ニセコ」 「八方」 「野沢温泉」 「蔵王」 など かなり広範囲になります。
そして今年は 『北海道トマムスキー場」 内陸部にあるこのスキー場は 30年ほど前にJRを含む第3セクターでオープン 37階の高層ホテル4本がそびえるスキー場の印象的な景色は 今でも目が釘づけになってしまいます。
滞在した3日間の最低気温は マイナス20度 最高気温はマイナス14度 なかなか味わうことのできない見事な気温です・・・ その代りゲレンデの雪は今まで味わったことのないサラッサラのパウダースノー ときおり陽も射してくれて手足の冷たささえ気にならないほどの好条件 家を出てからここまで12時間かけてやってきた価値があるというものです (^_^)v
『39年ぶりのスキー場』 というメンバーもいましたが若いときに鍛えた腕前はすぐに復活 今回参加14名には 【指導員3名※】もいて 揃いのウェアにヘルメット・ゴーグル姿で年令不詳軍団! ビデオ撮影のためにいろいろなパターンでガンガン滑る姿はとてもオジサン達とは思えないでしょうねぇ
平日というのに大勢の客 札幌から来ていたスキー教室の高校生を除けば 客の90%以上が中国人 従業員も3割居るそうな・・・ そういえば一昨年 立地条件や寒すぎる気温などから経営不振になった このスキー場を中国企業がそっくり買収したというニュースがありました (でも経営は「星野リゾート」が担当しているので安心です) 統合型リゾートなのでスキー場に来ているのにゲレンデにいる人は多くない そして上手く滑れる人は皆無! ほとんどの人が初心者ゲレンデ下部に集中しているので 私達が好んで滑る斜度のコースは貸切状態でした スキースクールの先生は中国語の可否で決まるとみえてなかなかの腕前でした (^o^ゞ
大人から子供まで ホテル中庭に積もった雪でソリ遊びに興じる人たちがとても楽しそうにしていました スキーよりもこちらのほうがずっと楽しいでしょうね!
家族で カップルで グループで 中国人が大挙してやって来て 宿泊のほかに スキーウェアや道具をレンタルしてくれる・・・ 雪まつりを2日後に控えた札幌にも多くの中国人客が・・
北海道は中国マネーで動いているのでは と思えてしまいます (+_+)
※ じつは 【指導員】 って凄い人なんです
正式にはスキーの指導員は 【正指導員】 と 【準指導員】 に別れていて 今回参加してくれたのは 【正指導員3名】 スキーの腕前がピカイチ」なのは勿論 毎年変わるスキー指導方法の講習会に参加しないと資格をはく奪されてしまうそうです。
「あなたはここをこのように」 とワンポイントチェックしてくれます・・・ それも30年以上教え続けている3人! なので我等おじさんグループでありながら年々上達しているのです。